■強い味方の顧問弁護士
取引先も多く従業員を抱えていると、日々トラブルもあるでしょう。
これまで経験したことのない新しいトラブルなども降りかかってくる瞬間もありますし、経営者は大変な思いをしているのではないでしょうか。
自分だけでは解決できないことも多いと思いますので、サポートしてくれる顧問弁護士をつけましょう。
何かあった時にも味方になってくれますし、相談も気軽にできます。
こちらではどんな業務内容で、費用はいくらかかるのかなどを中心に説明していきます。
■顧問弁護士とは何か?
よく聞く言葉でありながら、なんとなくでしかイメージを持っていない方もいるかもしれません。
会社ではさまざまな法律が関わってくるトラブルを抱えがちですが、それらを解決、サポートしてくれる存在です。
そして顧問として、普段から継続的に相談に乗ってくれますので、助かる存在でもあります。
トラブルを回避するために、社内規定の整備、労務管理の改善などを行います。
トラブルになった時もですが、なる前にも予兆を感じたら大きくならないように解決もしてくれるので心強い存在となるでしょう。
■業務内容は?どんなことに対応してくれるの?
お客様などを相手に仕事を行いますので、時にはそのようなところからクレームが来る場合があります。
この時に解決へと導き、サポートを徹底してくれます。
従業員との労働に関する問題などの労務管理の法律に関する部分や取引先との契約書作成、リーガルチェックを行ってくれるのです。
何かあった時に自分の会社が不利にならないように、しっかりとサポートしてもらえます。
法律の知識は多岐にわたるので、自分たちで把握しようと思っても難しいのが現状です。
特に法律に関する分野で継続的に相談に乗ってくれますので、頼んでおくだけでいざという時心強いでしょう。
■費用はどのくらいかかるの?
あまりにも料金が高いと頼むのに躊躇してしまうかもしれませんが、相場もそんなに高すぎるわけではありません。
平均的には月で約4万円のところが多く、より充実したサポートを受けたいという時にはそれよりも金額が高くなります。
毎月定額にはなりますが、特に大きい企業などで取引先や従業員を多く抱えている時には、毎日のようにさまざまなことが起こり自分たちだけでの解決は難しくなります。
その弁護士事務所にもよりますが、平均もしくはそれ以上の金額を毎月支払って顧問弁護士をお願いしている場合には、24時間いつでも365日相談できる体制が整っているので安心です。
夜中などでもトラブルが発生して自分たちで解決できない時に、すぐ電話ができこの先どのように対応したら良いのかアドバイスをもらえます。
少し費用を抑えたいという時には、3万円前後のプランを用意してくれているところもあります。
月に1回から2回相談を行ったりと最低限のことには対応してくれますが、いざ急に何かあった時相談する際に制約がある場合もありますので注意が必要です。
料金は関係ないからオリジナルで自分たちの会社に合ったプランにしてほしいという時には、ある程度金額は高くなってしまいますが、充実したプランにすることも可能な弁護士事務所もあります。
まずは相談して、自分たちの会社にピッタリと合ったプランを選びましょう。
■選ぶ際のコツ
長い付き合いになりますし、何かあったらその度に相談するようになります。
人と人ですので少なからず相性もあり、どんな方が担当になってくれるのかチェックしましょう。
小さいことも相談しやすく、気を遣わせない空気を持っている方がおすすめです。
中には夜中などのあまり電話をしにくい時間帯に何か発生してしまうケースもあるかもしれませんが、話しやすい空気を持った方が担当であればすぐに相談できます。
早めにトラブルも小さいうちに相談しておけば、大きな損害を出さずに解決できることは多いです。
もし気を遣うと感じる方が担当だと、何か相談する時に躊躇する気持ちが出てしまうかもしれません。
しっかりと話を聞いてくれて、言いやすい雰囲気を大切にしてくれる方を選びましょう。
■メリットも多い
顧問弁護士を日ごろから契約しておくと、何かあった時の対応が迅速に行えます。
中にはトラブルが起きてから解決しようと考える方もいるかもしれませんが、急遽何かあってから弁護士を探して一から相談するのは大変です。
さらにもっと早くに相談していれば未然に防げたことも、ある程度トラブルが大きくなってしまっている状態で弁護士をつけるようになってしまうので、その分リスクもあります。
日ごろから規則や契約書も弁護士に相談しながら行っていると、いざ何かあっても有利に事が進みます。
■顧問弁護士をつけましょう
顧問弁護士は特に法律関係に強いので、トラブルが起きないように未然に防げるようにサポートしてくれます。
費用も約4万円が平均で、サポートしてくれる内容によって変わってきます。
選ぶ時にはなんでも相談しやすい方が良く、日ごろからついてもらうことでいざ何か合った時にもトラブルが小さいうちに解決できるのもメリットです。